@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000162, author = {桜井, 芳生}, issue = {1}, journal = {研究論文集-教育系・文系の九州地区国立大学間連携論文集-}, month = {Oct}, note = {application/pdf, 筆者は、ナッシュ交渉解(ナッシュ均衡でなくて)を援用した権力モデルの構想を発表した。本稿では、その議論を振り返り、そのモデルが、フーコー的権力論を語りたくなる状況にたいしても、十分な記述性能をもつことを述べ、主張する。さらに、フーコー的権力論では、かならずしも十分に記述できたとはいえなかったある点についての記述性能「をも」もっていると主張する。大きな敵がはっきりしないような現代においても、直観的に感じ取られるような疎外感・抑圧感のようなものを直観的にかんじとっているひとびとにとっては、そのような疎外感・抑圧感を記述分析説明するような数少ないツールとしてとしてフーコー権力論は立ち現れたといえるかもしれない。しかし、フーコー的権力論をかたりたくなってしまう状況にたいしても、フーコー的権力論以外の記述用具が少なくとも一つ存在することが明らかになった。\ フーコー的権力論の「独占」は終わった。, 本稿は、『桜井芳生 . フーコー的権力論を語りたくなる状況に関する、非フーコー的権力モデル : 続・ナッシュ(ハーサニ)交渉解援用による、権力と意味の一モデル. 鹿児島大学法文学部紀要「人文学科論集」. 2012, vol.75, p.1-18』に対する査読の結果、修正して、『九州地区国立大学教育系・文系研究論文集. 2012, vol.6, no.1』に採択、掲載されたものである。}, volume = {6}, year = {2012} }