@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000171, author = {澤島, 智明}, issue = {2}, journal = {研究論文集-教育系・文系の九州地区国立大学間連携論文集-}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究は大学生を対象として、彼らが小学校~高等学校で受けてきた家庭科教育の「住」分野に対する評価、インテリアへの興味、実際の部屋作りの現状などを把握し、その関連性を見ることにより、家庭科教育で「インテリア」に関する知識を学ぶことの意義を考察することを目的とする。教員養成系学部の学生を対象に家庭科「住」分野、「インテリア」学習、自室の部屋作りに関するアンケート調査を行った結果より、次の知見を得た。1)大学生の「インテリア」への関心の高さや「インテリア」学習への肯定的態度から考えて、高等学校までの家庭科教育で「インテリア」を取り上げることが、生徒の住分野への興味を喚起する可能性が高い。2)多くの大学生が問題を抱えている事項、例えば「収納」に関する技術的内容を取り入れることで、住分野の学習内容が実生活に直結する、より実践的なものになることが期待できる。3)多くの大学生が「インテリア」学習を肯定しながらも家庭科教育に必須ではないと考える一因として、部屋作りには「お金」や「センス」という学習では獲得できないものが重要であり、「知識」を身に着けても役に立たないという誤認があると思われる。家庭科教育で「インテリア」を取り扱うことの最も重要な意義はそのような認識を変え、身の回りの環境に積極的に関与するきっかけを与えることであると考える。, 本論文は『研究論文集-教育系・文系の九州地区国立大学間連携論文集-』Vol.6, No.2(2013/3)に査読を経て受理された。}, volume = {6}, year = {2013} }