@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000197, author = {関山, 徹}, issue = {1}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Oct}, note = {application/pdf, 本研究は、2010年10月の奄美豪雨災害で被災した学校の復旧過程について、心理学的に検討したものである。被災事例の調査は、主として学校関係者等への聞き取りによりおこなわれた。その結果、保健室の利用状況の推移や証言などにより、子どもや教師の心身の健康は、全体的傾向としてはおおむね被災後5週間以内で落ち着きを取り戻したことが明らかになった。保健師による教員や保護者を対象にした心理教育が有効であった点も確認された。しかしながら、通信途絶や災害用物資の不足、大空間での避難所生活、報道機関による取材、煩雑で膨大な事務手続き等が心理面に悪影響を及ぼしていたことも明らかになった。さらに、子どものストレス反応の現れ方の特徴や早期の心理教育の必要性、教員のメンタルヘルスの維持等について考察が加えられた。, この論文は「鹿児島大学教育学部研究紀要 教育科学編」(第64巻2013年p113-123)に掲載された論文を査読により加筆修正し、「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.1, No.1(2013/10)に採択されたものである。}, volume = {1}, year = {2013} }