@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000239, author = {山津, 幸司 and 花井, 篤子}, issue = {2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 【背景】近年増加傾向にあるメタボリックシンドローム(MS)などの生活習慣病の予防や治療には定期的な運動実施や身体活動量の増加が有効である。現在、施設を中心とした運動教室(集団運動教室)や在宅運動を促す教室(在宅個別運動教室)が開催されているが、それらの活動量の増加や減量に対する効果を比較した研究は少ない。【目的】集団運動教室と在宅個別運動教室の効果の比較。【方法】対象は北海道富良野市在住でかつMSまたはその予備軍であった中高年者73名(集団運動群40名と個別運動群33名)のうち1年後まで追跡できた64名(集団運動群35名、個別運動群29名)であった。。全参加者は保健師による個別面談を受けた後、集団運動群は運動指導者のもと施設で運動し、個別運動群は設定した運動目標を自宅中心に実践した。介入期間(3ヵ月間)終了1年後に追跡調査を行った。評価指標は体重、脂肪・除脂肪体重、メタボリックシンドロームの危険因子であった。【結果】1年後に両群に改善が認められたのは11項目であった。BUNのみ交互作用を認め、集団運動群では増加、個別運動群では減少していた。体重、BMIおよびウエスト周囲径では介入前より介入後の方が、また介入後より1年後でさらに減少していた。MS該当率は集団運動群が介入前の42.9%から1年後には34.3%となり、個別運動群では34.5%から17.2%へと約半減していた。【結論】集団運動教室も在宅個別運動教室も長期の減量やMS改善効果に有効であると考えられた。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.2, No.2(2015/3)に査読を経て受理された。}, volume = {2}, year = {2015} }