@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000274, author = {太田, 一郎}, issue = {2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 鹿児島方言の語アクセントは,標準語の起伏式(もみじ: HLL)に平板型のB型(LLH)が,平板式(かえで:LHH)に起伏式(LHL)が対応するという音調型の不一致が目立っていた。しかしながら,近年若年層を中心に,平板・起伏の不一致を解消しようとする現象が見られる。本稿は単文読みおよび台本のある会話で収録したデータを統計的手法により分析し,(1) 音調の変異がジェンダー,スタイル,社会ネットワークなどの話者要因,標準語使用能力,現在・過去のメディア視聴などにより制約を受けていること,(2) 標準語の起伏式へ対応させる動きと平板式へ対応させる動きは,それぞれ異なる要因が関与していること,(3)メディア視聴との関連は単に刺激と反応という問題ではなく,メディアテクストを解釈する話者が番組が提示するものに向かう意識の問題というとらえ方をすべきであることなどを論じた。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.3, No.2(2016/3)に査読を経て受理された。}, volume = {3}, year = {2016} }