@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000298, author = {藤井, 佑介}, issue = {1,2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、授業分析における連想法の布置を整理するとともに、「過程(process)」と「成果(product)」の両方に着目した授業分析を行った。連想法においては現在、授業の成果を示す研究として着目されてきているが、重松鷹泰以降の授業分析研究の文脈においても中村亨がセミオグラムとして研究してきた経緯がある。セミオグラムと連想法は刺激語と反応語の授業前後における変容の把握を行うといった手法や事実に基づいた思考体制の追究を目的とするといった共通点がある一方で、個の捨象性や自由連想か選択式かといった点では違いが見られる事が明らかとなった。  分析の実際では、発言表と連想法を併用する事で、授業における児童の学習効果並びに発言の様相が明らかになった。また、それらを通して、発言内容が児童のスキーマへの変容へ影響を及ぼす事、さらに発話量とスキーマの変容には因果関係が見られない事が示唆された。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.4, No.1,2(2017/3)に査読を経て受理された。}, volume = {4}, year = {2017} }