@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000307, author = {花坂, 歩}, issue = {1,2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では読書行為に伴う知的興奮を意図的計画的な枠組みで行われる授業の中で生み出すことを念頭に、特に想像行為を生み出す発問とその読書反応について考察している。対象は高等学校の2学年、学習材は三木卓の「のらねこ」である。論文では、生徒はテクストに組み立てられた論理を従順に受け取るわけではなく、それまでの経験則等との関連からテクストの記述を選択し、想像行為を行っていることを生徒作文によって確認した。その上で、やや逆説的ではあるが、テクストの内部連関から正誤を確かめられないような発問であっても、生徒はテクストからの転移に基づいた想像行為を行いうるということを1つの結論として導き出した。併せて、従来の「そこに何が書かれてあるのか」という発想の作品分析ではなく、「そこから何が読み手に届いたのか」という発想からの作品分析例を試案として示している。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.4, No.1,2(2017/3)に査読を経て受理された。}, volume = {4}, year = {2017} }