@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000308, author = {新名, 桂子}, issue = {1,2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集}, month = {Mar}, note = {application/pdf, ジョイスの『ユリシーズ』は、読者がストーリーを理解しても、それだけでは不十分で、言葉遊びや語りの工夫、そして、パロディをも読み取らなくては面白さが分からない種類の小説である。本論では、『ユリシーズ』を読むことがどういうことなのかをパロディから生じる笑いという観点から論じている。ミハイル・バフチンの笑いとパロディに関する理論に、輪廻転生の概念を接ぎ木し、読みの実践例として、フロベールの『ボヴァリー夫人』を先行テキストとして読むとどう読めるかを示した。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.4, No.1,2(2017/3)に査読を経て受理された。}, volume = {4}, year = {2017} }