@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000367, author = {大田, 真彦}, issue = {1,2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿では、インドで1990年から実施されている共同森林管理(JFM)政策を取り上げ、様々な批判が提出されているにも関わらず、なぜインドの林野行政は、JFMを、改善の取り組みもなしに、現在に至るまで実施し続けているのかを考察した。Ferguson(1990)らの開発研究の分野での知見を援用し、また、森林権法という、インドで2000年代以降起こっている、インドの森林セクターの「民主化」への動きと関連させて分析を行った。政府と住民の間での役割や責任の共有、森林保全、生計向上といった、政策上の目的ではなく、「林野行政の権限を保持し、抜本的な森林セクター改革を抑制する」という、政策の実施による副次的作用が、林野行政によるJFMの継続的実施の本質なのではないかという視点を提示した。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.6, No.1,2(2020/3)に査読を経て受理された。}, volume = {6}, year = {2020} }