@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000371, author = {馮, 荷菁}, issue = {1,2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究は、母語場面の初対面会話におけるスピーチレベルとスピーチレベル・シフトを「ディスコース・ポライトネス理論」に基づき、対話相手の性別と上下関係の要因を考慮し、「グローバルな観点」と「ローカルな観点」の2つの観点から分析した。 「グローバルな観点」からは、対異性は対同性より敬体を多用していることがわかった。また、対目下は対目上と対同等より常体を多く使用しているのに対し、対同等の場合はスピーチレベルのマーカーなしの使用が多いことが観察された。さらに、スピーチレベルのマーカーなしを除いた場合を考察した結果、マーカーなしが対同性と対異性の敬体と常体使用の有意差の有無に大きく関わっていることと、マーカーなしが対目上、対同等と対目下の敬体と常体使用の有意差に関わっていないことが明らかになった。 一方、「ローカルな観点」からは、スピーチレベル・シフトには、丁寧と感じるわけでも不愉快でもない「ニュートラル・ポライトネス効果」と、心地よく丁寧と感じる「プラス・ポライトネス効果」がある一方、特に不愉快で失礼と感じる「マイナス・ポライトネス効果」は見当たらなかった。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.6, No.1,2(2020/3)に査読を経て受理された。}, volume = {6}, year = {2020} }