@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000386, author = {古田, 弘子}, issue = {1}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Oct}, note = {application/pdf, 本研究の目的は、インドの高等教育における聴覚障害者の全般的な状況を整理したうえで、聴覚障害者のための高等教育機関(ろうカレッジ)の現状と課題を明らかにし、聴覚障害者と高等教育のあり方についての示唆を得ることである。政府諸機関資料の収集を行うとともに、タミル・ナードゥ州にインドで最初に設立されたろうカレッジを訪問し関係者への聞きとりを行った。分析の結果、このろうカレッジが、1言語主義により州言語のみの学習しかできていない州内各地の貧困農村出身の聾学校出身学生を主たる対象として、彼らに高等教育を提供するという難題に取り組んでいることが明らかになった。このろうカレッジでは、中等教育からの移行、また卒業後のろうコミュニティへの移行が比較的円滑に進むという強みがあると思われた。ろうカレッジは、インドにおいて聴覚障害学生の高等教育進学拡大のために重要な役割を果たしていることが示唆された。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.7, No.1(2020/10)に査読を経て受理された。}, volume = {7}, year = {2020} }