@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000390, author = {馮, 荷菁}, issue = {2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、中国国内の日本語専攻の大学生に広く使用されている3 種の日本語教科書を分析することによって、中国語を母語とする日本語学習者のスピーチレベルとスピーチレベル・シフトに関する指導上の問題点を分析した。その結果、教科書全体の方針としては、スピーチレベルとスピーチレベル・シフトに関する記述が観察されなかった。また、初級教科書においては丁寧体と普通体の導入とダウンシフトとアップシフトの導入で、明示的な説明が見られず、中級以上の教科書においては、相手との親疎・上下関係からスピーチレベルを考える運用練習が欠けていることなどが明らかになった。今後の日本語教育では、スピーチレベルとスピーチレベル・シフトに関する明示的な知識を提示するとともに、人間関係や場面などを考慮する運用練習が必要不可欠であると考えられる。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.7, No.2(2021/3)に査読を経て受理された。}, volume = {7}, year = {2021} }