@article{oai:nuk.repo.nii.ac.jp:00000398, author = {山津, 幸司}, issue = {1}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Oct}, note = {application/pdf, 新型コロナウイルス感染症の蔓延は我が国では2020年にはじまり2021年6月現在も1年以上続き国民生活に大きな影響を与えている。大学教育は2020年度の新型コロナウイルス感染症への対応や日本国政府の緊急事態宣言の発出により混乱の中で試行錯誤を繰り返しているが、多くの大学がオンラインのよる遠隔教育を導入し対応に努めてきた。大学教育の中でも特に大学体育は、実技・実習系の科目を多く開講しており、2020年度前期開講では三密対策と熱中症対策のバランスを保つ必要があり、開講時期を遅らせたり、対面実技を中止するなどの苦肉の対応策がとられた。著者は九州地区の国立教員養成大学・学部で2020年度前期に開講されているシラバス等を調査し、大学体育に対する新型コロナウイルス感染症蔓延の短期の影響を報告した。しかし、新型コロナウイルス感染症の蔓延が大学体育の開講に与える長期の影響は明らかにされてはいない。そこで、本研究では、九州地区の国立教員養成大学・学部が開講している2021年度の大学体育のシラバス等を調査し、新型コロナウイルス感染症の長期の影響を明らかにすることとした。その結果、2021年度においてはコロナ禍でも大学体育は前期開講を遅延させることなく、多くの大学で対面授業が工夫され実施されていること、また2021年5月に日本国政府による3度目の緊急事態宣言で福岡県と沖縄県が対象地区となったが、2020年度ほど混乱することなく、長期におよぶコロナ禍においても各大学は様々な工夫で対応できていることが示された。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.8, No.1(2021/10)に査読を経て受理された。}, volume = {8}, year = {2021} }